グリーフワーク

グリーフワークという言葉をご存じでしょうか?

聞き慣れない言葉かもしれませんが、グリーフワークとは、「死別などによる深い悲しみから立ち直るための心の作業」を意味します。
愛する人を失ったとき、人はとても深い悲しみに襲われます。
その悲しみは、時とともに癒されていきますが、その期間や作業には個人差があります。
ご遺族は故人様との思い出や、さまざまな感情を表現していく中で死を受けとめ、故人様を新しい場所に位置づけることで、自ら生きていく力を取り戻さなければなりません。
ハマ葬具店では、葬儀や法要もグリーフワークの一つと位置づけています。
担当者がご家族の一員となり同じ目線で話しを聴き、お気持ちに寄り添える最良の別れの場を作ることで、ご家族がグリーフ(悲嘆)を乗り越えて、心に残る葬儀をご提供できるよう心がけております。

日常生活に戻られたら・・・

自宅にお仏壇を設けてお位牌を安置したら、日常のお参りが始まります。葬儀後、悲しみにあるご遺族がお仏壇(お位牌)を通して故人様と対話することは、グリーフワークとして悲しみを癒すのに有効であると言われております。

お仏壇(お位牌)を特別な位置づけにし、義務的なお参りを行うことは決して良い供養にはつながりません。亡き方がご健在のころのように「おはよう。今日も一日仕事がんばってくるね。」など、日常会話をしてください。皆様が食事を召しあがるよう、故人様にも「一緒にご飯を食べましょう。」と食事を共にし、自然にお参りをすることが最良の供養であり、故人様とのつながりが続いていることになります。

ご家族が命の大切さに感謝し、少しずつ日常を取り戻し平安な日々をお送りいただけるようお手伝いいたします。