増え続ける家族葬
これからの葬儀の形とは

直葬が増加した原因(死亡後すぐに火葬)

直葬が増加した原因(図)

火葬のみ葬儀の注意点

1) 火葬のみの仕事を引き受けない葬儀社がある

利益が少ないと捉え葬儀社優位の進行を行ったり、不明瞭な追加料金を上乗せするケースもあるので、事前相談し、親身になってくれる会社か検討することも大事です。

2) 先祖代々のお墓をお寺に持っている時

お寺は当然、宗教式を執り行います。菩提寺をお持ちの方は火葬のみを希望する場合、必ずお寺に事前相談してください。相談をせず火葬後にお寺に連絡することは避けて下さい。順序を間違えると納骨の時などに大きなトラブルになります。
また逆に、お墓もお付き合いのあるお寺もなくまったく宗教儀礼を行わないのは寂しいとお考えの方には、ご家族の宗旨・宗派に合った僧侶をご紹介し、火葬場のお釜の前で読経を上げてもらうことも可能です。

直葬の流れ(火葬のみの葬儀)

直葬の流れ(図)

1. 臨終

昼夜問わず 24時間・365日 電話連絡を受付けております。
0120-61-4433
病院で亡くなられた場合 弊社の寝台車でご自宅または安置所まで搬送を承ります。

2. 安置

ドライアイスなどの処置及び焼香用具を設置後 火葬日時の決定・見積書の作成をいたします。
※ご自宅にお連れ出来ない場合 当社 霊安室にてご安置が可能です。

3. 納棺

故人様をお棺に納めます。副葬品やお別れの花などの準備をします。

4. 出棺

安置所から火葬場へ出棺します。

5. 火葬 6. 収骨

火葬場で荼毘にふします。火葬終了後 お骨上げをします。

7. 帰邸8. 納骨

火葬場から自宅へ戻り 納骨(49日頃)までお骨を安置します。
墓地のある方は 当日、納骨することも可能です。

家族葬の参列者とは

  • 1) 家族だけが集まって行う
    3名前後の葬儀

    親族を一切呼ばず 故人と家庭を形成する家族のみで執り行う葬儀。
  • 2) 家族・親族を中心に
    30名前後の人々が集まって行う葬儀

    家族・親族のみで行う葬儀 故人の兄弟や甥・姪などの親族葬。
  • 3) 家族・親族の他に
    親しい友人・知人を加えた50名前後の葬儀

    家族・親族の他に 故人や喪主の友人・知人を加えて行う葬儀。

上記のように 一般的見解は様々で、ただ 日頃お付き合いのない関係者・会社関係には事前に知らせず 後日報告をする形式が増えてきています。
『家族葬』という言葉が定着し弔問やお香典に関する疑問をもたない企業も増えています。

今 家族葬を選ばれる理由は何か

  • 1) 参列者への気遣いや 対応に追われることなく葬儀を行えるから
  • 2) 故人が高齢のため 友人・知人がいないから
  • 3) 葬儀費用をあまりかけたくないから
  • 4) 故人の遺志でこじんまりと行いたいから
  • 5) 故人と家族だけで気兼ねなくゆっくりとお別れがしたいから
  • 6) 義理や付き合いで行うお葬式はしたくないから
  • 7) 親戚が遠方で高齢者が多く迷惑をかけたくないから

などの理由により家族葬が増加している

家族葬の注意点

  • 1) 親戚などが「家族葬で参列者を呼ばないなんて とんでもない!」と言い出し もめてしまう事があります。
  • 2) 葬儀が終わってから訃報を知った人達が「どうして教えてくれなかったの」とトラブルになる事もあります。
  • 3) 葬儀が終わってから訃報を知った人達が 週末の度にお悔やみを述べに自宅に来られ その対応に追われ疲れてしまう事もあります。
  • 4) 参列者が来ない予定だったが 式の日程を知って参列に来てしまいその対応に追われてしまう事があります。
  • 5) 香典の収入が減るので かえって葬儀費用が高く感じることがあります。

家族葬のトラブルを避けるには

  • 1) 逝去の知らせと共に 事情(故人の遺志・遺族の意志など)で参列をご遠慮いただく旨を伝えることが必要です。
  • 2) 家族葬は 現代社会における新しいお葬式の形です。良い所がある一方でまだ社会に馴染んでいない部分もあります。
  • 3) お葬式は 故人や家族のものであるとともに 故人につながる様々な人達のものでもあります。そうした方々にも十分な配慮の元でお葬式を進めて行く事が大事です。
  • 4) 本人存命中に意志を確認しておくことも大切です。
    地域や社会と長く付き合いがあり 葬儀後もその地域にお世話になる場合にも家族葬で行うことが可能かどうか 残された家族のその後の付き合いも考慮し今一度確認することも大切です。

1DAY葬儀(1日葬)とは何か

お通夜を行わず葬儀1日のみで執り行われる葬儀を1DAY葬儀(1日葬)と呼ばれるようになりました。
なぜ葬儀1日で済ませたいと思うようになってきたのでしょうか?

  • 1) 通夜・葬儀と家族や関係者が両日参列するのが困難である。
    (参列者が高齢化している事や遠隔地よりのお参りなどにより)
    (同じ人で2日間同じような事をしてもしょうがないと捉えている)
    (1日で全て終わるのであればそれに越したことがないと思っている)
  • 2) 通夜の料理代や返礼品代など費用を減らす事ができる。
    (接待費など両日掛かる費用を通夜の分 減らす事が出来る)
  • 3) 通夜は宗教者や参列者を呼ばず 家族のみでゆっくりとお別れをしたい
    (参列者の接待に追われず ゆっくりとお別れが出来るから)
  • 4) 火葬のみでは簡素で可哀想なので1DAY葬儀で行いたい
    (通夜・葬儀をすると精神的・肉体的・費用的に負担が掛かってしまう)

など上記の項目を理由に執り行われることが増えてきた。

1DAY葬儀の注意点

  • 1) 菩提寺がある方は宗教者と相談し承諾を得てして下さい。
    通夜の儀式、葬儀の儀式など 2日間 意味のある宗教儀式を執り行っております。
  • 2) 葬儀を行う会場の使用料は 前日=設営・当日=葬儀式 となるため金額を減らす事が出来ません。
    (1DAY葬儀では貸してくれない式場もあります)
  • 3) 通夜がなくても飾り付は一緒です。葬儀施行費用の割引はありません。
  • 4) 訃報の連絡に注意。通夜があると思い参列した方が「何でお通夜をしない!」「聞いていない!!」と言いトラブルになることもあります。

家族葬

家族葬イメージ

弊社でも「家族葬でお願いしたい・・・」という葬儀のご依頼が60%以上です。
家族葬を「人数的な規模」「予算を抑える」という意味合いの元行う葬儀
と表現している方も増えているように感じます。
家族葬とは「家族と故人とのお別れの時間を最優先で行える葬儀」だと思います。。
残された者が、仏として先に歩まれた故人のために何ができるのか、どうしたら故人らしい葬儀を表現する事が出来るのか。
ご家族の思いを『カタチ』にできる葬儀が、『家族葬』ではないでしょうか。最近は遺品などを飾る(供える)メモリアルコーナーが、増えてきました。
その人、一人一人が歩んでこられた人生を映し出せるようにハマ葬具店では、どう飾ったらご家族や参列者が故人をより偲んでいただけるようお手伝いさせていただきます。

『偲ぶ』という字は、『人を思う』という事であります。十人十色の人生・・・
最期のお手伝いを《真心でご奉仕》させていただきます。